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こんな時期になってから言うな!
…司会者
「あのさあ、俺、司会者やりたいんだけど…」
…?何の?
「披露宴」
…はあっ?一体何を言うのだ、何を…
花ムコ殿は、しゃべりが上手いし機転が利く。度々友人知人の披露宴で司会者を仰せ付かるが、その実力のほどは、しばしばプロと誤解されるほどだ。
が、幾らなんでも、自分の結婚式の司会をしてどうする…大体、私はどうするんだ!
「君は座っていればいいじゃん。俺、君の結婚式は見たいけど、俺の結婚式はどうでもいいんだよね」
私は一体誰と結婚するのよーっ!
この案は却下。
考えようによっては結構面白いかもしれないけれど、そんなプランを練っている余裕はない。(どなたか、試してみません?で、結果を教えてくださーい)
さて、まじめな話、司会者はどうしようか…
花ムコ殿は、「俺の友達に、頼んでみようかな…」としばらく前に言ったきり、誰にも相談していないらしい。そんなことだと思ったよ…。
それに、個人的には、綿密な打ち合わせが出来ないのなら、素人に任せるのはちょっと怖い。もし上手くいかなかったとき、その人を恨んでしまいそうだし…。
で、結局式場に依頼して、プロの司会者をお願いすることに。
さて、司会者との打ち合わせは、式場との最終打ち合わせの後。
…これ、どこでもそうなんでしょうか?それまで、進行などについて式場といろいろ話し合っているのに、司会者は最後に登場、なんて…
で、その最終打ち合わせの日。
それまで何度も相談してきた進行について、式場の担当者に「これは時間的に難しいですねえ…」と言われてしまった!!!
えーーーっ…!!
これまでずっと相談してきたのに、どうして先に言ってくれなかったの?
どうやら担当者の人は、進行自体は細かくチェックしていなかったみたい。そういうことより、お金が絡むところが中心だったようで…「司会者の方とも相談して…」なんて、司会者に振られてしまった…。
初めて顔を合わせた司会者と、スケジュールについて相談する。
すると、やはり、難しいとのこと。
ショック!そのつもりでいろいろ考えていたことが、出来なくなってしまう。
特に「これだけは」と思っていたのが、ドラジェサービス(「ドラジェ」の項に別記)と、テーブルごとの写真撮影…これが難しいと。
でも、これがやりたくて、ここまで考えてきたのに…!!!
これで自分の作業(ドラジェサービスのBGV制作)が減るとわかった花ムコ殿まで、「いいじゃない、時間がないんだし」なんて、調子のいいことを言っている(こいつ、許せん!)。
もう、今まで色々考えてきたことは、一体なんだったの?!
だったら、もっと早く言えーーっ!!!
結局、全体の進行は、司会者が握るもんなんですねぇ…
そして、時間的な余裕を見て、5分10分単位の進行表は考えないみたい。私が考えた進行は、ちょっとタイトすぎたようで…。
となると、イレギュラーなこと、時間がかかることから順に進行表から消されていく。
式場は「滞りなく」式を進行させるのがお仕事だから、それを考えれば仕方ないのかな。(式場が提示してきた進行表は、限りなく「普通の」披露宴の流れでした)
オリジナルな進行を考えている方は、司会者との打ち合わせ、可能な限り早めに始めた方がいいですよ。