- RECEPTION -
ケーキサービス
さて、いよいよプログラム後半の山場(?)、ケーキサービス。
来賓のみなさまに、某「L」自慢のガーデンに出てもらい、ケーキカットでナイフを入れた生ケーキを私たち二人がサーブ、飲み物とともに召し上がっていただく、いうわけ。…とはいっても、実際には私たちがケーキを切り分けるわけではなくて、厨房で皿に取り分けてもらったものを、来賓に手渡しするというだけなんですけどね。
真夏とはいえ、からっとしたお天気。日の暮れたガーデンは幾分涼しくなり始め、ちょうどいいデザートタイム。私達二人は、一足先にキャプテンに先導され、ガーデンで皆様のお越しを待ちました。
ところが…
司会者がデザートタイムの旨を告げても、皆なかなか外に出ようとしない。しかも、なんとなく所在なさげに、テーブルあたりでもじもじしている。
そう、またしても…「どうしたらいいのかわからない」状態だったのです(^_^;)
来賓がなかなか庭に出てきてくれず、途方にくれる私達。ようやくぽつぽつと人が出てきたと思っても、今度は、私たちが待つテーブルへケーキを取りにくるという手はず?がわからない様子。ううーーん…。会場で、どんな説明をしたのかは聞こえなかったけれど、ちょっと説明不足だったのかも…。
その状態を見かねたのか、一番初めに、なんと私の姉が「ケーキちょうだ〜い」と大声を出しながらやってきた。その様子を見て、皆さんようやく状況が理解できたらしくて…(ちなみに、姉にも何の説明もしていなかったけど)
こうして姉のおかげで来賓がテーブルに集まりだし、ようやくガーデンでのケーキサービスが始まったのでした。あ〜、やれやれ…。
ウェルカムパーティーでも記したけれど、私達のように来賓の平均年齢が比較的高い場合は、その中の何人かに、あらかじめプログラムの内容を伝えておいたほうがいいかも。全員がわからなくても、何人かが動けば、みな自然と状況を把握出来るけど、それすらないと…ちょっとね。
いやーしかし、何にせよ、こういうプログラムは、若い人向けですね。
年配の方は、みな遠慮してなかなかケーキを取りにこないし、お庭でがやがやしながらケーキを食べる…っていうシチュエーション自体、ちょっと落ち着かなかったかも。ガーデンに出ずに、ゲストハウスの中で、いつまでもお酒を飲んでいるらしい人もいたし(笑)。
まあ、若い人たちは、それぞれテーブルについたり、来賓同士で話が弾んだり、楽しげでしたけれど…
それに、ケーキの手渡しは、思ったよりお話する時間が取れなかったかな。
ようするに、来賓が並んで待っている状況では、一人一人とのんびり話しをしてもいられない。次から次へと手渡すしかなく、意外と余裕がないのよね。
もちろん、何にも接触できないよりは断然いいと思うけれど、これを一人一人とのコミュニケーションのために、と考えると、来賓の数がそこそこいる場合、ものたりなく感じるかも。
一人一人と話す時間を大事に、と思うなら、思い切って余興やスピーチの時間をカットしてしまうべきではないかな。
ただ、私たちの時には、そういう案は担当の人に(暗に)反対されたし、実際それがどんな披露宴になるかはわからない。そういう披露宴を「アットホームで良い」という人もいれば、「二人がいるだけの単なる食事会で、意味がない」と言う人もいる。
まあ、そのあたりは、二人の考え次第って事でしょうか。
さて、集まったゲストに一通りケーキを手渡し、あとは皆にくつろいでもらおうという頃。「来賓と一緒にケーキを味見しようか?」と花ムコ殿と話していると、カメラマン氏が「じゃあ、そろそろ…」とやって来た。そして、なぜか私一人、お庭のガゼボで写真撮影になってしまいました(涙)
いえ、おかげさまでたくさんの写真を撮っていただけたから、いいんです!いいんですが…
これから披露宴をする皆さんに、アドバイスです。
写真も、ゲストとのコミュニケーションも、食事も…っていうのは、無理!ですので、何に重点をおくか、あらかじめ考えておいたほうがいいと思います。
そう考えれば、私たちの場合、まあまあいい線でバランスが取れたのかも…私の食事以外は…(笑)。
またしても私は、何も食べることが出来なかった…(T_T)
とはいえ、このケーキサービスは、とても素敵でしたよ。
時間帯も、夕暮れから宵の入りへと、空の移ろう様子も美しい頃。いつしかお庭もライトアップされ、とてもいい雰囲気の中デザートタイムを楽しめました。
午後挙式の、夕方〜夜の披露宴。この時間帯は私のお勧めです♪