- RECEPTION -
来賓からのプレゼント
お色直し後のドラジェサービスも終わり、新郎新婦が席に戻ると、友人のスピーチや余興のコーナーというのが一般的。
でも私たちは、友人のスピーチはナシにした。というのは…
どうせ、来賓の多くは聞いていないでしょ?
友人知人のスピーチって、新郎新婦とその親族のためだけのようなもの。他の来賓は、ちょうどその頃宴もたけなわ、スピーチなんてマジメに聞いちゃいない。悪くすると、ざわめいた会場で、声さえよく聞こえなかったりする。そういう時にスピーチする人は本当に気の毒だし、あれはいただけないなあって気がして…。(それとも、私がこれまで出席した披露宴がヘンだったんでしょうか?)
かわりにといってはなんですが、私たちが取り入れたのが「ビデオレター」。式に列席できなかった私の祖父母、地方の友人、花ムコ殿の仕事関係者、海外の友人知人などなど…そういった皆さんからいただいたビデオメッセージを、その場を借りて披露したわけです。
スピーチの場合一人か二人が話すだけだけれど、これだとその場にいない色んな人の話が聞けるし、わりといいアイディアだったかな。 (ただ、今回、親しい友人が披露宴に出席できなかったという事情があったからこそ出来たわけですが…)
同じ理由で余興もなし。その代わりにプログラムに組んだのが、なんと「来賓からのプレゼント」コーナー!
プレゼントというのは、この披露宴のために作ってもらったBGMやビデオなど。他の来賓へのご紹介も兼ねて、その場でプレゼントを披露していただき、二人からお礼を申し上げる、という趣旨なワケです。
BGMのほうは前記のとおり、作曲家の×さんに、お色直し退場を除くほぼ全シーンのBGMを作っていただきました。さらに、二人の結婚を記念する曲まで頂戴して、当日来賓の前で発表していただいたというわけです。
うひゃーーー、すごい…すごく贅沢な気分♪でも、私たちにはちょっともったいなかったかも?
一方ビデオというのは、生い立ちビデオではなく、二人のビデオクリップのようなもの。
映像クリエイターのKさんが、二人のために作ってくださったんですが…
これは、はっきりいって、恥ずかしさのあまり正視出来なかった…
いえ、撮影のときから恥ずかしかったんです(^^;;;)
内容についてはKさんにお任せだったわけですが、撮影場所に選んだお台場で、「仲良くイチャイチャするように」と指示されてしまった!
うえーーっ、普段でも全然イチャイチャしない私たちに、よりによって花ムコ殿の友人であるKさんの前で、イチャイチャしろと…
でも、作っていただく立場としては、がんばって(?)イチャイチャしなければ…(汗)
照れくさいし、動きはぎこちないし、人は見ているし、ううーーっ…
それをビデオクリップ風にしたものを発表されたわけですから…もちろん出来はすばらしい、でもそれ以上に、は、は、恥ずかしいよぉ〜〜〜っ!!!
こういうものを作るご予定で、且つ私のように自意識過剰な方は、カッコヨク決め過ぎずに、三の線を狙ったほうがいいと思います(?)
そしてもう一つは、デザイナー兼イラストレーターのTさんから。私の名前にちなんだ品々を頂戴したのですが、実はこのTさん、私の憧れの女性。しかも私は、Tさんからプレゼントがあるなんてこと、直前まで知らなかったんです!花ムコ殿が私を驚かせようと、内緒でTさんにお願いしていたんだとか。これにはびっくり〜!なかなか粋な計らいではありませんか。>花ムコ殿
とまあこんな感じに、すばらしいプレゼントをご披露いただき、とても贅沢なひと時をすごしました。
余興もいいけれど、必ずしもそれにこだわらず、二人ならではの「何か」をプログラムに加えると、なかなか面白いのではないかと思います。
しかし、いずれにしろ、来賓まかせだったにはかわりないか…(^^;)ゞ