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幸せは自己申告
はじめにお断りしておきますが、* * * * 内は私のオリジナルではありません。結構前に、どなたかが紙上対談していたのを読んで「ほほぉ…」と思ったのですが、実はその対談していた方も他の誰かから聞いたらしく…、つまり元ネタが誰なのかわかりません。勝手に引用してゴメンナサイm(_ _)m
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その対談曰く、天才には二種類のタイプがいるのだそうで。
一つは、周囲に持ち上げられて初めて天才でいられるタイプ。
「あなたは天才だ」と周りに言われる事で、自分の才能を自分で確認でき、またそれを維持する事ができる。逆に誰にも誉められなければ、自信を喪失し、力を失ってしまう。すなわち、比較する対象(つまりこの場合「凡人」)があってこそ初めて「天才」でいられるタイプといえるでしょう。
このタイプの特徴は、相手の成功を素直に喜べないということ…。そりゃそうでしょう、自分以外の人が凡人でなくなったら、相対的に自分が天才でいられなくなるわけですから。
もう一つは、勝手に天才でいられるタイプ。
誰に何も言われなくても、自分自身で自分の才能を信じ、周りの評価を必要としない人。周りに何を言われようとも、自分は大物だと信じているので、他人の評価はカンケーないわけです。こういう人は、周りの人の能力や成功を素直に認め、一緒に喜ぶ事が出来ます。周り中が全部天才でも、自分「も」天才である事に代わりがないからです。
ただこのタイプ、本当に天才ならいいのですが、実はそうでない場合もあるわけで…だって、「天才」の自己申告のなんだもん(^_^;) そういうばあい、周囲から見ると単なる「バカ」になってしまうのがつらいところ(苦笑)
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この話を聞いた時私は、それは「天才」に限った話じゃないなーと思いました。
たとえば、「幸せ」。
周りに自分より不幸な人がいて初めて自分の幸せを実感できる人もいれば、誰と比較するでもなく、ただ、自分は幸せだと思っていられる人もいる…傍から見たら、結構大変そうだとしても。
たとえば「キレイ」。
周りの人と、熾烈な美人戦争(笑)を繰り広げ、とりまき君をはべらせなければ美しさを誇示できない人もいれば、誰に言われなくても「私はキレイ」と満足できる人もいる。こういう人は、無駄な美人合戦には参戦しないでしょうね。周りに美人が何人いても、自分「も」キレイなことにはかわりがないわけだから。
周りとの比較をしつづける事でしか自分の存在価値を見出す事が出来ないのは、受験や偏差値で縛られ育ってきた以上、仕方がないことなのかもしれません。
でも、「幸せ」や「キレイ」には、定員はないから。
幸せ度合いを人と比べてあれこれ悩む必要もなければ、友達と高価なブランド物の服を張り合う必要もない。
「隣の人のほうが幸せそうだし、私の幸せはまだ平均以下かも」なんて不毛な悩みを抱えるなんて、もったいない。
自分が幸せだなあって思えれば、大好きな人が「君はキレイだよ」っていてくれれば、それで十分。それ以外に何も求める必要はないんじゃないのかな?
結婚前の花嫁さんは、とかく「自分は果たして本当に幸せか」「自分はキレイな花嫁だと思ってもらえるか」を気にしたりするけど、ほどほどにね。それを気にしだした瞬間、終わりのない戦い(笑)に引きずり込まれてしまうから。
幸せもキレイも、二人の自己申告で十分です。
私達は世界一幸せ、僕の花嫁は世界一キレイ、ってね。
え?それで本当に幸せかどうかって?思い違いかもしれないって?
そんなことはないんじゃない?だって、自分自身が幸せだって思えること自体が、最高の幸せなんだから。
・・・私、この言葉を自分に言い聞かせているような気もします(笑)
?-2000