台湾・13:連れまわされたお店の話色々(漢方薬屋とか宝飾店とか)

食事の後あちこちのお店に連れて行かれたのは前記のとおりなのですが、お昼があまりにアレだったので、お土産屋さんに連れて行かれた際、店の近所のコンビニでアイスキャンディーを買ってしまいました(笑)

このアイスキャンディー、外装に日本語で「アイスバー」って書かれているんですよね。

でも作っているのは台湾の企業で、日本とは特に関係なさそうです。

日本のお菓子に英語やフランス語が書いているのと同じような、イメージ作りなんでしょうね。こういう謎の日本語は香港でもしばしば見ますが、日本人にとっては妙な感じ…(そして時々、とんでもない間違いがあったりするのが面白い 笑)

あれ、お土産屋さんではなくアイスの話になってしまいましたが、こうやって連れまわされたお土産屋さんや免税店は、率直に言って、私たちにとっては何ら見るべきもののない場所でした。高いし、品ぞろえもちょっとね(苦笑)。

でも、ばらまき土産を大量に買うとか、時間がないといった場合には、セットで色々売っているお土産屋さんは便利なのかも。帰りはバスでホテルまで送ってくれますから、かさばるお土産を運ぶのも楽ですよね。特に年配の人にはイイと思います。
といいつつ、それでも私たちはやっぱり使わないのですが(苦笑)。

ただし漢方薬屋さんでは、漢方薬は買わないものの、集合時間まで時間があり余るのに耐えかね、つい併設のマッサージ店でマッサージをしてしまいました…2005年も2010年も(笑)

まあ、滞在中一度くらいはマッサージに行きたいし、でも体をあちこち触られる以上、知らない場所で、知らないお店に飛び込みで行くのはちょっと不安があるし。こういう連れまわしツアーのお店はお高めですが、それは安心料ということで、納得しています。

やはり同じように、お土産は買わないけれどマッサージはしてもらう、という人は多いようで、同じツアーの人がずらっと並んで、一斉にマッサージしてもらうことになります(笑)。なんだかちょっとおかしな感じです。

このとき旦那が施術してもらった若い男性マッサージ師さんは日本語の勉強中なようで、片言の日本語であれこれ話しかけてきました。少々なれなれしい感じ(笑)でしたが、日本語をたくさん使って試してみたいのでしょうから、良しとしましょう。こういう仕事は日本語ができたほうが、俄然お金になるんだろうなあ…。

そういえば、2005年も同じお店で足つぼマッサージをしてもらったのですが、その時私はもうめちゃくちゃ痛くて。マッサージしてもらいながら悶絶していました(笑)。どこを触られても痛いという…

すると、お店のおばさんが旦那に「奥さんは体の調子がすごく良くないようので、漢方薬を買ったほうがいい」とセールスしに来ました。しかも私本人ではなく旦那にセールスするという…(笑)

それを聞いて、商売っ気バリバリだなあ、と少々あきれたのですが、今思えば、その場でおばさんに声を掛けられていたのはツアー客の中でも私(というか旦那ですが)だけだったのです。そして2010年にはそんな話は出ず、セールスもされず(2010年はさほど痛くなかったのです。ただしマッサージ師さんに「ちょっと運動不足。もっと歩きなさい」と言われました 笑)。それを考えると、実際にその時の私の痛がり方が異常だったのかもしれません。

私がマッサージしてもらった時の様子はこんな感じ↓

というのはもちろんウソで(下らん…)、これは免税店から出て、スタバのコーヒーを買って暇つぶしをしているところです。
台湾もこんな具合に、街中のあちこち(銀行の前など)に狛犬が置かれています。ちょっとヘンな狛犬を見ると、一緒に写真を撮らずにはいられない(笑)

ちなみに、首に下げている銀色のボール(「↑これ」と書いてあるもの)はバリ島で買ったガムランボールです。狛犬とお揃いになってる…。

左肩にあるピンクの丸いものは、ツアー客の目印のシールです。連れまわされる間、こういうのをつけて歩かなくちゃいけないんですよね。で、今回は同じツアー会社のバスが何台も同時進行していたので、バスによってシールの色を変え、どのグループかわかりやすくしていました。
このシールをつけたままスタバに行ってしまいましたが、改めて見ると恥ずかしいなあ。

さて。この雑談エントリーをアップしたのは、実はこの先のことを書きたかったからなのですが。

宝飾店だったかお土産屋さんだったか忘れましたが、連れまわされた中に、天然石がたくさんあるお店がありました。台北には天然石の大きな市場もあるみたいですね。
その店に置かれていたのは石そのものだったり、パワーストーンのブレスレットだったり、置きものだったり、様々な種類があったのですが、その中に大きなルチルクォーツ(金色の針がたくさん入った水晶)がディスプレイされているコーナーがありました。お客が自分で触れるようになっています。

その説明によれば、大きなルチルクォーツ二つを手に持ち、それらを少しずつ近づけていくと、途中でグッと、まるで磁石のように引き寄せあう感触がある、というのです。で、それがこの石(ルチルクォーツ)の神秘的なパワーだと。

まさか、と思いつつ実際に試してみると、
えっ!
確かに、石と石が接近した時に、二つがグッと引き寄せあう感覚がはっきりとわかるのです。これにはビックリ…。こういうパワーストーンには、実際に何らかの力があるのかな、なんて素直に驚いたのです。

ところが。

旦那は私の様子を見て首をかしげていたのですが、その後他の場所を見ていたときに、そこにあった大きな天然石を二つ、私に手渡しました。で、「試しに、さっきと同じようにやってごらん」と。

なんのこっちゃと思いつつ、言われるがまま試してみると。

ええーっ?
ルチルクォーツ以外でも、大きな石なら引き寄せあうように感じるんです。

その理由はわかりません。が、少なくともルチルクォーツだけが特別ではないことは確かです。

私はもともと、この手の天然の鉱物には興味があるのですが(といっても組成などには興味はなく、単純にきれいだからですが 笑)、こういう「この石には、他にはない不思議なパワーが…」という神秘性をうたう売り文句は、あまり鵜吞みにしないほうがいかもしれませんね。

ということで、もしそのお店に行ってルチルクォーツのパワー(?)を試す機会があったら、ついでにその辺の大きな石でも試してみましょう(笑)

でも、そもそも、なぜ大きい石を二つ合わせると引き寄せ会う感覚を感じるんだろう…。

★台湾旅行記2010・目次